TXTレコードを知る

WEBサイトの検索順位やクリック数を把握するために、Googleが提供しているサーチコンソールにWEBサイトを登録している方はたくさんいるかと思います。

サーチコンソールの設定方法の1つに、ドメインのDNS設定の中からTXTレコードを追加する方法があります。

以前の私もそうでしたが、Googleから提供されるファイルをFTPソフトでアップロードして確認している方の方が多いかもしれませんが、TXTレコードによりGoogle側にドメインの所有者であることを示す方法は、意外と便利だったりします。

特に、ドメインを転売するしたいとする際には、海外のオークションサイトにて、提供されるTXTレコードを追加して、ドメインの正式な所有者であることを証明したりしています。

今回は、知らないところで何かと利用するこのTXTレコードについて、私の備忘録がてら解説していきます。

TXTレコードとは

TXTレコードとは、Text record の省略形です。つまり任意の文字列をDNS上に反映させることが可能となります。

TXTレコードの利用用途

DNSにTXTレコードを追加することで、ドメインの所有者であることを示したり、SPAMメール対策としてSPF(Sender Policy Framework)レコードを追加するために使われることもあります。

SPFレコードを正しく記述し追加しておけば、送信元偽装対策につながります。

TXTレコードの確認方法

WindowsのPCであればコマンド画面から、MACであればターミナルから確認できます。

nslookup -q=txt ドメイン名

で入力すると、TXTレコードが追加されているなら、表示されます。

TXTレコードが反映されるまで

DNSに浸透されるまで、多少の時間がかかります。レジストラによって時間が大きく変わりますが、最長でも2日ほど経てば反映が完了します。

レジストラによりけりですが、早ければ10分足らずで反映されます。

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