ドメインの更新を忘れた時の対処マニュアル~更新猶予期限~

ドメインの更新を忘れてしまった!

ドメインには有効期限があり、新規でドメインを取得した場合、1年間使用できる権利が与えられます。

ドメインの更新を忘れてしまい、使用期限が切れてしまうとドメインが使用できなくなり、下記のような状況に陥ります。

  • WEBサイトが表示されなくなる
  • メールが使えなくなる

Pure Domainを始め、ドメインを登録してあるレジストラから、更新期限が近づくと登録時に設定したメールアドレスに注意喚起のメールが届きます。

ドメインの更新忘れによる不利益を防ぐためですが、中にはGmailなど捨てアドで登録しているユーザー様もたくさんいたり、普段使わないメールアドレスで登録しているケースも多々あるため、更新メールを見逃してしまい期限切れによりドメインが破棄されるケースが多いのが現実です。

復旧できるの?

ドメインの種類に応じて、復旧猶予期間が設けられているケースがあります。その期間内であれば、通常通りにドメインの更新を行えば、復旧できます。

Pure Domainで取り扱い可能なドメインの.com、.net、.biz、.info、.orgであれば、期限切れ日から30日以内であれば復旧可能です。通常の更新価格のみで、復旧できます。

2023年8月現在のPure Domainの更新費用では、.comで1,750円、.netなどでは1,900円で更新できます。

.jpドメインは要注意!!

しかし、.jpの場合には注意が必要です。有効期限当日までに更新できない場合、その翌日から別途復旧費用が発生してきます。支払いも高額となりますので、ご注意ください。

復旧してから使用できるようになるまで

無事復旧するための更新作業が完了すると、早ければ数時間程度、長くとも2~3日で使えるようになります。

WEBページやEmailアドレストとして使用している場合、料金を支払ってから復旧する間、完全に使用できなくなりますので、ご注意下さい。

弊社のユーザー様の実例ですが、期限切れ日の翌日の午前中に更新費用を支払い、夕方頃には復旧できていました。おそらくサイトが表示できなかった期間は24時間も無かったと思われます。

復旧猶予期間も過ぎてしまった!

.comなどのドメインで、有効期限が過ぎて30日以上経ってしまうと、復旧さえできなくなります。そのドメインは期限切れドメインという扱いとなり、誰でもそのドメインを新規取得できるようになります。

レジストラによっては、その所有権を保持し続けていることもあり、ドメインの価値に応じて中古ドメインオークションに出品されることもあります。もしくは、他のユーザーがすぐに取得するケースもあります。

まず起こり得ないですが、”google.com”のドメインの所有者であるgoogle社がこのドメインを破棄したとしたら、世界中のインターネットユーザーが欲しがると思います。

ドメインの文字列に応じて、需要が異なりますので、特に思い入れのあるドメインを所有している方は、更新を忘れずに行うようにして下さい。他者に取得されてしまい、二度と同じドメインを使用できなくなるかもしれません。

更新猶予期間と詳細まとめ

.com +30日
.net +30日
.org +30日
.info +30日
.biz +30日
.jp なし
復旧猶予期間は+19日

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