ドメインを新規取得する
このページではPure Domain で新たなドメインを取得する方法を紹介します。新規取得時の注意事項も一緒に解説していきます。
新たなドメインを取得する
現在取得可能かどうかを確認する
ドメインを新規で取得する場合、そのドメインを現在取得可能かどうかを確認する必要があります。例えば、取得したい・欲しいドメインが有ったとします。しかし、そのドメインを他の誰かが既に使用していたり取得している場合、そのドメインを登録することはできません。
そのため、現在取得可能なドメインかどうかを事前に確認する必要があります。
空きドメイン検索ツール
Pure Domain では、現在取得可能かどうなのか、空きドメインを検索できるツールを提供しています。
こちらのツールで、欲しいドメイン名を入力して取得可能かどうかを事前にご確認ください。1つのみではなく、同時に複数のドメインを入力可能ですので、候補となるドメイン名をまとめて検索できます。
空きドメイン検索のヒント
例えば、欲しいドメイン名を弊社の会社名である Cross Marketing Technology に関連した文字列を希望するとします。この場合・・・
- crossmarketing.com
- 登録不可(既に誰かが取得済み)
- crossmarketing.net
- 登録不可(既に誰かが取得済み)
- crossmarketing.info
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
- crossmarketing.org
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
2023/7/25現時点では、crossmarketingだと、”.info”と”.org”のみ取得できるようでした。
- crossmarketingtechnology.com
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
- crossmarketingtechnology.net
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
- crossmarketingtechnology.info
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
- crossmarketingtechnology.org
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
文字列を長くした、”crossmarketingtechnology”だと、主要なドメインはどれも取得できるようでした。また別のパターンでは・・・
- cross-marketing.com
- 登録不可(既に誰かが取得済み)
- cross-marketing.net
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
- crossmarketing-t.com
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
- crossmarketing-tech.com
- 登録可能(今のところ誰も使用者がいない状態)
利用者が多い”.com”や”.net”であっても、”-(ハイフン)”を入れたりすることで、取得できるケースもでてきます。
一般的に文字列が長くなればなるほど需要が低下しますので、欲しい文字列が既に取得済みだったとしても、すこし工夫や変化を加えてみることで空きドメインになる場合が多くあります。
新規取得の手続き方法
カートに入れる
上記の空きドメイン検索のページから、取得できるドメインは、カートに入れることができます。カートに入れると、右上のカートボタンから購入画面へと手続きしていきます。
購入可能なドメインをカートへ入れたら、『購入手続き』ボタンを押すと決済画面へと進みます。
支払い方法は、今のところPayPalか銀行振込のみですが、こちらで表示される料金を先に支払います(先払い)。
取得(購入)後の確認事項
WHOIS設定
無事新規で取得できた場合は、基本的にユーザー情報がWHOISの情報として設定されます。こちらを修正したい方は、まずはWHOISから対応してください。
DNS設定
ネームサーバーやDNSも取得後に設定します。GoogleのサーチコンソールをDNSで設定する(TXTレコードを設定)場合は、ネームサーバーを変更前に必ず行ってください。ネームサーバーを変更してしまうと、TXTレコードが反映されないため、契約しているホスティングプロバイダーから設定する必要があります。
whois公開代行設定
登録したWHOISの情報は、基本的に誰でも閲覧可能な情報となっており、個人情報保護の観点から生まれたサービスで、ドメインを登録したレジストラの情報を個人情報の代わりに表示させるサービスです。
whois公開代行設定のサービスを利用すると、一部有料サービスとしているレジストラもありますが、Pure Domainは無料で提供しています。
登録者情報を公開したくない方は、whois公開代行設定をONにしてください。
ドメインの新規取得時の注意事項
空きドメイン=完全に新規ドメインではない
新規でドメインを取得する場合、現在誰も登録者がいないドメインの中から取得する形となります。この中には、以前誰かが使用していたドメインも含まれます。
そのため、前所有者がどのような使い方をしていたかを事前に調べておくと、不慮の事故を防ぐことができることもあります。この「不慮の事故」とは、ペナルティーを指します。
ドメインを手放す主だった理由
事業者がWEBサイトを運営している方がドメインを手放す主な理由は下記の通りです。
- 組織や会社のHPとして使用していたが解散する
- URLを変更する(新しいドメインへ引っ越す)
- サイトを閉鎖する
- ペナルティを受けたため、ドメインを乗り換える
等が挙げられます。中でも厄介なのが、アフィリエイターが運営していたブログや、大量の迷惑メールを送信するスパマーが登録していたが、ペナルティを受けたためドメインを捨てるパターンです。新規で取得したドメインが、前任者による悪質な行為によるペナルティ付きだったということも十分起こり得ます。
ペナルティ付きドメインだったら・・・
Googleによるドメインに対する手動ペナルティは、違反の度合いに応じて解除できるまでの期間が設定されているように思えます。これはあくまでも私個人の経験と主観によるものなので、本当のことろはGoogleのみが知る完全なるブラックボックスです。
運悪く新規で取得したドメインがペナルティ付きだった場合、状況に応じて判断する必要があります。
新規で取得し直す
ドメインの文字列に対してそこまでこだわりがなければ、別のドメインを新規で取得し直すというのも1つの解決策です。ペナルティを受けていると、Googleによる解除となるまで、WEBサイトへ検索エンジンからのアクセスが望めません。そのため、アフィリエイトブログなどを想定しているなら収益に直結するので、別ドメインを取得した方が収益の期待値は高いかもしれません。
ペナルティを解除
どうしても使いたい文字列のドメインを取得した場合なら、ペナルティ解除を目指していきましょう。企業や組織の公式サイトとして運営予定なら、サイトが完成した段階でSearch Consoleから再審査リクエストを送信してみましょう。
先に述べた私見もある上で、ちゃんとしたWEBサイトを作成してもすぐに解除されないことが起こり得ます。それでも3ヶ月毎など定期的にリクエストを送信して解除を試みてください。
ペナルティ付きドメインであるため、SEO的には不利な立場かもしれませんが、最近のWEBシーンではSNSからの流入が、特にTwitterからのアクセスも期待できるため、10年前とはかなり状況が異なってきています。
また期間限定でミラーサイトを作成して、本サイトへリダイレクトさせる方法もありますが、WEB知識が無い方がやるとペナルティを受けますので、この対応は慎重に行うことをおすすめ致します。
もし商品やサービスがあるなら、それ専用のLP(ランディングページ)を別の新規ドメインなどで作成して、そこから流入させる手法などもあります。
ペナルティを受けていたからといって悲観するのではなく、柔軟な対応でリカバリーを目指してはいかがでしょうか?
新規取得は早い者勝ち
空きドメインの登録は、完全に早い者勝ちの世界です。”.jp”の様に主に日本国内のユーザーに向けたccTLDドメインを除き、ネットユーザーにとってお馴染みの”.com”や”.net”となると、競争相手は世界中のユーザーです。
現時点は空きドメインであっても、数時間後には誰かに取得されている事も多々あります。特に過去に使用者がいたドメインで、同系統のビジネスを検討している人たちにとっては、我先にと取得していきます。
決済はお早めに
これは実際に起きた出来事ですが、Pure Domainであるドメインを新規取得しようとしたユーザー様がいました。
上記で紹介した手順通りにカートに入れて決済しましたが、この時銀行振込を選択されました。
銀行振込の場合、カートに入れてから入金し、弊社側で入金確認後に決済が完了し、この時点で初めてドメインの登録が完了となります。
非常に不運なことに、この間に他の誰かに先を越されて取得されてしまった事例が置きました。ドメインの登録料は返金させて頂きましたが、この様なタッチの差で明暗を分けることも起こり得ます。
そのため、ドメインを新規で取得する方は、迅速に対応することをおすすめ致します。
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